ガス代を節約する方法。おすすめ節約グッズランキング

どうも。管理人のガスかえ太郎です。

ガス代は家計の大きな支出の一つであり、できるだけ節約したいところです。そこで、今回はおすすめのガス代節約方法と、節約グッズをランキング形式でご紹介します。

節約のコツ！ガス代を減らすには、ガス使用量を減らす

機器の設定温度を下げることで節約

ガス給湯器やガスストーブのガス使用量は、設定温度や環境によって変化します。

機器の設定温度が高かったり、水温（室内）温度が低いと、ガスを燃焼するために必要なエネルギーが増え、より多くのガスを消費します。機器の設定温度が低かったり、水温（室内）温度がすでに高いと、燃焼に必要なエネルギーが少なくなり、より少ない量のガスで済みます。

機器の使用時間を減らすことで節約

ガス給湯器・ガスストーブ・ガスコンロのガス使用量は、その機器の使用する時間によって変化します。

使用時間が長いほど、ガス使用量が増えます。使用時間が短いほど、ガス使用量が減ります。

ガス代は機器によって違う

プロパンガスを使用する機器で、プロパンガス料金の大部分を占める機器は、一般的に給湯器とストーブです。

特に給湯器は、お湯を沸かすためにガスを燃焼させるため、非常に多くのガスを消費します。特に、水温の低い冬場などにお湯を多く使用する場合は、ガス使用量が大幅に増加し、プロパンガス料金の大部分（７０～８０％程度）を占めることがあります。そのため、ガス代節約の重要なカギは給湯器の使用頻度、使用方法によります。

ガス給湯器の設定温度は、体温より高く、寒く感じない程度の温度（38～39℃）を推奨します。

戸建てのみでできるガス代節約方法

戸建てのみでできるガス代節約方法としては、ガス会社変更があります。

特にプロパンガスでしたら、会社によって料金が大きく変わるため、節約をするよりもガス会社変更をすることで大きくガス料金削減をすることができます。

ガス会社の切り替えについては、こちらのページで詳しく解説していますので、気になる方はご参考にしてください。

＞＞ガス会社切替サービスおすすめランキング【ガス会社変更の手続き方法とは】

賃貸アパートでもできるガス代節約方法

賃貸アパートでもできるガス代節約方法を、「お風呂、シャワーのガス代節約方法」「料理のガス代節約方法」「皿洗いのガス代節約方法」「ストーブのガス代節約方法」の４つに分けて紹介します。

お風呂、シャワーのガス代節約方法５選

お風呂・シャワーを利用するときにできるガス代の節約方法は、下記になります。

①【効果大】シャワーヘッドを節水タイプに交換する

シャワーヘッドを節水タイプに交換することで、お湯の使用量を減らすことができます。

②【効果大】お湯の温度を１℃だけ下げる

お湯の温度を下げることで、ガスの使用量を減らすことができます。快適な温度とされるのは約40℃ですが、そこから1℃でも下げると、節約効果があります。もし一人暮らしであればシャワーを利用される方が多いと思いますが、設定温度は体温より高いが寒く感じない38℃～39℃程度をオススメします。

③【効果大】シャワーをこまめに止めて使用する

シャワーの使用時間を短くすることで、ガスの使用量を減らすことができます。特に頭や体を洗っている間は、もったいないので必ず止めましょう。

④【効果中】お湯が冷めたら追い焚き機能を使う

お湯が冷めた場合は、追い焚き機能を使って、再びお湯を温めるとガス使用量を減らすことができます（浴槽に残ったお湯は、水道水よりも水温がやや高いためガス使用量削減できます）。

⑤【効果小】浴槽にカバーをする

浴槽にカバーをすることで、お湯の温度が長持ちし、ガスの使用量を減らすことができます。

料理のガス代節約方法５選

料理・皿洗いをするときにできるガス代の節約方法は、下記になります。

①【効果中】余熱を利用して料理する

コンロで一度鍋やフライパンを熱し、その後コンロを消して残った余熱のみで調理することで、ガスの使用量を減らすことができます。

②【効果中】大きな鍋を使い料理を一度にまとめて作る

大きな鍋を使うことで、料理を一度にまとめて作ることができ、ガスの使用量を減らすことができます。

例えば、週末にまとめて作って、冷凍保存すると、平日に簡単に食事をすることができます。

③【効果小】フタをして加熱する

鍋やフライパンにフタをして加熱することで、熱を逃がすことが少なくなり、ガスの使用量を減らすことができます。

④【効果小】茹でるときは少量のお湯を使う

茹でるときは、必要最低限の量のお湯を使うようにし、余分な熱を発生させず、ガスの使用量を減らすことができます。

⑤【効果小】電子レンジを使う

電子レンジを使ってあらかじめ加熱することで、ガスの使用量を減らすことができます。

皿洗いのガス代節約方法２選

①【効果中】水の量を減らす

食器を洗う際に、必要以上に水を使わないようにしましょう。例えば、鍋やフライパンを洗う際に、水を入れ過ぎてしまうと、水の量が増えます。必要最小限の水で洗うとガス給湯器の使用時間も短くなり、節約になります。

②【効果中】汚れがひどい場合は、つけおきをする

食器が汚れがひどい場合は、つけおきして固まった米粒などを柔らかくしておくことで、お湯の使用量を減らすことができます。

ストーブのガス代節約方法２選

ストーブを使用するときにできるガス代の節約方法は、下記になります。

①【効果中】室内の密閉性を高める

窓やドアの隙間を風が通らないようにし、室内の熱を逃がさないようにすることで、ガス代を節約できます。ドアや窓に隙間がある場合は、ドアストッパーやシール材を使用することで風を遮ることをオススメします。

②【効果中】防寒対策をする

室温が低い場合は、厚手の衣服を着用することで、ストーブの使用時間を短くしたり設定温度を低くでき、ガス代を節約できます。また、暖房器具の前にカーテンやブラインドを取り付けることで、熱を逃がさないようにすることができます。

また、カーペットやマットを敷くことで、室内の床からの熱の逃げを防ぐことができます。床に直接熱が逃げるのを防ぐことで、暖房器具の効率が上がり、ガス代を節約できます。

おすすめの節約グッズ

【効果大】ガス会社変更（戸建てのみ可能）

節約グッズを使用するよりも、ガス会社を変更するほうが効果が大きいです。都市ガスについては各社料金に大差はあまりないですが、プロパンガスの場合は会社ごとに料金テーブルが違うため、会社変更によるガス代削減効果が大きいです。

ガス会社の切り替えについては、こちらのページで詳しく解説していますので、気になる方はご参考にしてください。

＞＞ガス会社切替サービスおすすめランキング【ガス会社変更の手続き方法とは】

【効果大】節水シャワーヘッド

節水のシャワーヘッドとは、従来のシャワーヘッドに比べて、水の使用量を減らすことができるシャワーヘッドのことです。通常、シャワーを浴びる際には、大量の水を使用するため、節水シャワーヘッドを使うことで、水道料金のほかガス料金も節約することができます。

節水シャワーヘッドの原理は、水の出口を微細化することで水流量を減らしています。そのため、水流の圧力を維持したまま、水量を減らすことができます。

より節水効果を期待するのであれば、ボタンを押すことで水の出口を止めることができるものをオススメします。

節水シャワーヘッドは高級品もありますが、本当に節約したいのであればホームセンターに売っている安価なもので十分です。

【効果中】圧力鍋もしくは真空保温調理器（シャトルシェフ）

圧力鍋

圧力鍋とは、密閉された鍋の中で蒸気圧を利用して、通常よりも短時間で料理を調理する調理器具です。

通常の鍋では、水の沸騰点である100℃を超えることができませんが、圧力鍋では内部を密閉することで、蒸気圧を高めることができます。そのため、水の沸騰点を上げることができ、より高い温度で調理することができます。

高温で調理することで、通常よりも早く食材が柔らかくなり、煮込み料理や肉料理などの味がよく染み込みます。また、早く調理できるため、省エネにもなります。

参考ページ：ティファール公式ページ

真空保温調理器（シャトルシェフ）

シャトルシェフとは、食材を煮込んでから内部に保温機能を備えた本体に入れ、そのまま時間を置いておくことで、余熱を利用して料理を仕上げる調理器具です。

具体的には、火にかけて食材を煮込んだ後、もう一つの保温器（真空断熱仕様）に入れ本体を外気の熱から遮断することで、中の余熱が逃げずに高温を維持でき、調理できる仕組みです。これにより、煮込み料理やスープなどが、ガスを使用せず余熱で調理できるようになります。

参考：サーモス公式ページ

【効果中】ドア・窓用断熱テープ

ドアや窓に貼ることで、冷気や暖気の逃げを防止し、室温をキープすることができます。

参考：スリーエム公式ページ